罠の種別と「くくり罠」の特徴
動物を捕まえる罠は、檻のような箱に餌で誘導して捕まえる「箱罠」、天井がないタイプの「囲い罠」、動物が罠を踏むと足がくくられて捕まえられる「くくり罠」などがございます。
箱タイプの罠は餌で引き寄せるため獲物を捕まえやすいですが、大型で持ち運びが大変です。
また、高額、設置場所を選ぶなどのデメリットがあります。
くくり罠は、軽量で安価のため、複数個の罠をどこにでも設置することができます。
初めての方でも簡単に始められますが、デメリットとしては、餌を使わないため、獲物の行動などを熟知する必要があります。また、仕掛けの使いやすさ・丈夫さがポイントになります。
猪狩人で販売している「くくり罠」のタイプは2種類
当店のくくり罠は、「しまる時のバネの形状」によって2種類のタイプがあります。
初心者から猟師の方まで幅広く人気の商品は、簡単な「押しバネ式」です。
簡単だからといって、他の玄人向け罠と比べて獲物がとれないというわけでなく、どの罠もよく取れます。
耐久性やカスタマイズ性を重視する場合は、当店オリジナルの焼きを入れた特注1本バネを使用した「横バネ」がおすすめです。
パイプ部分を持ち、引っ張るだけでバネが収縮します。
他のバネに比べて力が不要なため、初心者の方や女性でも簡単にバネのセットが可能です。
罠の動作ですが、罠のトリガー部(プレート・パイプ)が外れるとバネの力でワイヤーの輪がしまり、獲物の足をガッチリと捕えます。
<当店商品の特徴>
罠のトリガー部が穴掘り不要で設置も超簡単なシシカブー(意匠登録第1582913号)と昔ながらの穴を掘って2重パイプを埋める従来のパイプセットの2種類がございます。
■使用方法
動画で使用方法を見る
■当店商品
・猪狩人シシカブー
・押しバネ式パイプセット
罠のトリガー部を獲物が踏むと、丈夫なバネが横に開くことでワイヤーの罠が閉まり、獲物の足をガッチリと捕えます。
罠らしい罠のため、自分で色々とカスタマイズされる方に好まれます。
罠の設置に関しては、トリガー部、バネ部を土中に入れるため、罠の設置時に穴を掘る必要があります。そのため、岩場等は不向きです。
<当店商品の特徴>
当店のバネは、金物屋がつくるオリジナルの特注品です。焼き入れをして丈夫に仕上げました。
開発以来20年以上が経ちますが、改良に改良を重ねており、他にはない品質が評価されリピートしていただいております。
■当店商品
・横バネ式パイプセット
・猪狩人シシハンター
・猪ハンターDX
私たちが大事にしていること
猟師の方と商品改良を行っています。
当社のロングラン製品、オリジナル特注1本バネは、地元の猟師の方の依頼から製造がはじまりました。
「もっとこうした方がよく捕れる」、「こうなってくれたら使いやすい」を現場のプロである猟師の方から聞き、金物屋のプロが形にして改良をつづけています。
例えば、新製品の穴をほらない画期的な足くくり罠「シシカブー」は、一級建築士の方と開発を行い、商品化いたしまいた。
獲物を逃がさないこだわりのワイヤー、バネ。
小さなパーツまで国産品を使用。
イノシシをはじめ、動物のパワーは凄まじいものです。強く、粘りのある特注バネ、素早くとらえ、丈夫で逃がさないワイヤーを使用しています。また、アルミクランプ管などパーツに至るまで品質が保証できる国産品を使っています。
カスタマイズ・自作・修理ができる商品を。
簡単に設置できる罠だけでなく、猟師の醍醐味の一つである、商品のカスタマイズや自作で罠を作るパーツをご用意しております。また、罠の修理ができるよう、できるだけシンプルにつくり、また交換部品をそれぞれご用意いたしました。
人気のイノシシ罠商品、罠部品その他猟師用道具